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savi no niwa さんで、 経塚 真代 × 日下 明 二人展「僕と空との境界線」。

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近江八幡から一駅、篠原駅で下車してsavi no niwa さんへ。
経塚 真代 × 日下 明 二人展「僕と空との境界線」。
連続する台風をくぐり抜け、京都行きの前、会期終了スレスレに滑り込み。
大盛況の中でも、お二人の素敵な作品たちは物憂げで物静かに佇んでいた。

映画『キューティ&ボクサー』を刈谷日劇にて。

念願の映画をやっと観ることができた。

19歳で結婚してからの壮絶な夫婦の歴史を振り返り
「もう一度やれと言われれば、やると思う」
乃り子さんのこの言葉が切なく眩しい。

刈谷日劇という場所も
この映画にはぴったりで、
映画館で観ていることを
忘れるほどの没入感を得られた。
無料のコーヒーをいただける待合室も
ほのぼのとしていて、
ここにはNETFLIXにはない愛がある。

また、お気に入りの場所を
見つけられたかも。

スタンプカードもいただいたことだし、
今度は何を観に行こうか。

『篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年』

台風近づく本降りの雨の中、刈谷市美術館での
『篠原有司男展 ギュウちゃん、“前衛の道”爆走60年』
エントランスの撮影可能な作品と今日の戦利品たち。

作品はもとより、映像で紹介されるその人物像も含め
全てが楽しい! ともにアーティストである妻、
乃り子氏にもまた不思議な魅力があるのだ。

お二人の活動を描き、以前から気になっていた
ドキュメンタリー映画「キューティー&ボクサー」が
近隣の映画館で会期中上映されているとのこと。
アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞に
エントリーされ話題になった映画だ。

もう一回刈谷まで出向いて、ぜひこの映画を観たい!

家原利明さんは持っている!

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知立市パティオ知鯉鮒での『Oh! 縁展』に
参加されている家原利明さんの作品とコレクション。

前回の展覧会で見逃してしまった作品や
初期の頃の作品を初めて拝見し、
その作風や使用画材の変遷について
家原さんから伺った諸々のお話が大変興味深かった。

また、会場でばったり岐阜の旧友と再会した。
名古屋の人間と岐阜の人間が知立で出会う、
偶然とはいえ非常に稀有なタイミング。
家原さんの引きの強さには驚かされる。
作品同様、彼は間違いなく不思議な力を持っている。

http://www.ieharatoshiaki.com/home.html

直前に梅雨明け、夏の京都恐るべし。

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最近の京都は、東京・大阪と同様に宿が取りづらい。
演奏会のお誘いがあり、だめもとで探してみたところ、
祇園祭の前祭山鉾巡行の翌日だったこともあったのだろうか、
心配していた宿がなんとか取れた。

夏の京都。
梅雨入り前だったこともあり、ほどよい雨は織り込み済みで、
暑さ凌ぎのためにやや雨を期待していた向きもあった。

が、しかし、直前に梅雨明け!
元来、屋外をぶらぶらと散歩することが好きなのだが、
今回、到底それは望めない。

1日目、メインの演奏会と前から気になっていた
「ポール・スミス展(最終日)」は屋内だから大丈夫。
それに加えてイルカのナイトイベントがある京都水族館。
2日目めは涼を求めて鞍馬・貴船方面へ向かうことにしていた。
鞍馬・貴船は山間のため市街地に比べ涼しく
避暑にはもってこいの環境だとか…。

とはいえ夏。2日目、鞍馬駅から鞍馬寺へは九十九折の登り道。
梅雨明けに力を得た日差しは、容赦なく運動不足の体を攻める。

鞍馬寺を抜けて奥の院に向かう道で一陣の涼しい風が吹いた。 
噂に聞いた避暑に最適な場所はこの先にありやなしや。

この先が涼しくなるという微かな希望と、
以前から涼しいであろうと室内訪問先候補に挙げていた
「ダリ展」と「京都鉄道博物館」を天秤にかけたところ、
軟弱な私は確実に涼しい方に躊躇なく軍配を上げ、
後ろ髪を引かれることもなく回れ右、
徒歩を避けケーブルカーに乗り鞍馬駅へと引き返した。

ハイキング装備の高齢者さんたちの団体ご一行は、
私が引き返した場所でしばしの休憩を取り、
逞しく先を目指して出発していかれたのでした…。

私の大好きな「My favorite things」をBGMにする
憧れの貴船神社を訪れることは叶わなかったが、
道中、特に「由岐神社」のスケールの大きな割拝殿と
ご神木の大杉に、京都の山の魅力をまた感じたのだった。

涼しくなったらコルトレーンとまた来よう。

 

繋がりがあるのかも、と私個人の勝手な思い込みに浸る。

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savi no niwa さんで頂いてきた加藤かずみさんの手に成る素敵なカップ。
片や同日に訪れた滋賀県立近代美術館での『バーナード・リーチ展』。

リーチ氏の朋友、柳宗悦氏らが興した民藝運動では
「用と美が結ばれるものが工芸である」と、
華美ではない実用品の中にある謙虚な美しさの重要性を説いた。

有用なものには、薄っぺらな芸術作品にはない何かがそこにある。
という愉快な思い込みを日々の生活の中で愉しみたい。

http://buttercups.web.fc2.com/
http://www.savi-niwa.com

企画展最終日の「savi no niwa」さんへ。

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『小川麻美 加藤かずみ 2人展』
最終日、来店される方が絶え間ない。
ついつい長居してしまいがちな私は
お邪魔にならないように店内をルンバのようにウロウロ。

小川さんは陶器。加藤さんは磁器。
それぞれ特徴的な質感をもつお二人の作品。
以前、小川さんのお皿をいただき
今も愛用させていただいている。
今回は加藤さんの磁器のカップをいただいてきた。
持った指が透けて見えるほど薄く繊細な作品。
傷つけないように注意せねば。

http://www.savi-niwa.com

おじさんに可愛い小物達、似合わないことはない。

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お友達が講師を務めるワークショップに参加するため
名古屋市星ヶ丘の「えいこーんず」さんへ。
 
ワークショップの内容はお店のキャラクター「くま吉」を
羊毛フェルトニーディングで作るというもの。
熊本地震被災者支援チャリティワークショップなのだそうだ。
 
初めて目にするニードルの先が鋭く、
流血に至らないまでも度々指先をかすめる。
 
可愛い小物が並ぶ店内で違和感たっぷりのおじさんが、
ワークショップが終了するころには
そんなことも全く気にぜず作業に熱中していたのでした。
 

 

『家原利明 展覧会 2016 春』拝見しました。

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その人はギャラリー前の路上で爪を切っていた。
 
その人は絵描き家原利明。
本来なら異彩を放つはずのその容姿が
このギャラリーがある風景に馴染み見事に溶け込んでいた。
 
今回も会場に至る道程から彼の世界観が現れていた。
巨大ショッピングモールに車を止め、
そこからGoogleマップを頼りに歩く歩く。
 
事前に所在地をチェックしたところ
現地までのストリートビューが表示されない…。
徒歩でのルート検索をするとその行程に階段らしき場所や
車が通れないほど狭い橋が名鉄名古屋本線を渡っている。
お寺の境内を通っているような箇所もある。
怪しい、とっても怪しい。それがいかにも彼らしい場所。
 
路上で爪を切る作家さんに案内されたその空間には、
彼の世界観がいつものように爆発していたのでした。
会期は残り少なくなってしまったが、
是非この魅力的な人物と作品たちに会ってほしい。
 
『家原利明 展覧会 2016 春』
 
4月24日 (日)まで
11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
 
場所:K.Art Studio
   457-0014
   名古屋市南区呼続2-4-5
 
 

視覚を失うほど広がる美しい海。

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『ソフィ・カル ── 最後のとき/最初のとき』
 
「視野の果てまで(視覚を失うほど)広がる美しい海」
生まれつき盲目で、一度も海を見たことがない男性が
作者の質問「これまでに見た一番美しいものは何か」
に対して放った衝撃的な答えだったそうだ。
 
<盲目の人々><最後に見たもの><海を見る>
と、厳かで美しい墓標のような作品が続く。
 
今見ているものが最初の出会いであり、
かつそれが最後の機会である可能性もある。
また、一人の人間が一生のうちで
一度も見ないままで終わる対象はどれほどあるのか。
 
入口でいただけるこのガイドブックに
これほど重みを感じる展覧会は少ない。
大切なもの、大切な人をしっかりと見つめなおして
心に刻んでおきたくなるはず、きっと。
 
豊田市美術館にて12月6日まで、ぜひ。