はじめてのクルマ。

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懐かしい写真が出てきた。はじめてのクルマ。なんとフェンダーミラー。
この後すぐドアミラーに替え、パテ埋めしてフェンダーを塗装してもらった。
丁度ドアミラーが認可される直前のタイミングだった。
FF、重ステ、タイヤはミシュラン、パワーウインドウ無し、色はオプションのツートンカラー。
当時ブームだった軽快な2BOXたちとはややズレた大きめな排気量1,800cc。
グレードネームは不釣り合いな「GT-ES」。
キャッチコピーは「走りに徹したスーパースポーツ」。
超不人気車だったので、古い友人以外で
このクルマの名前を言い当てられる人物はまずいないと思われる。
私自身も、同じ車種で同じ色のクルマを見たのは生涯で3回ほど。恐らく3回とも同じクルマだ。
まさに幻のクルマ(笑)名古屋栄日産ギャラリーで一目惚れした私って、いったい…。
ただ、このクルマが一番かっこ良く見えるのは、
真上から見た姿だというのを知っているのは私だけ。
買い替え時に「ドナドナ」よろしく、
ディーラーさんに引かれていく彼の後ろ姿を見送りながら泣いた…。

3.11の記憶

土曜日シネコンで映画を観たとき、こちらの作品が静かなものだったこともあって、
隣のスクリーンの重低音が頻繁に身体に伝わった。
上映前の予告編や注意喚起の映像が流れている間、やや気分が悪くなった。
作品を観ずに退席することも覚悟した。意識下に今日という日があったからだと思う。
本編の上映がはじまり序々に落ち着いて、やがて作品に集中し、足元に伝わる重低音のことは忘れた。

忘れたと思っていても身体が覚えている。実際には経験してはいないのにだ。
これからは、忘れることと忘れないこととのバランスを取りながら生きていこうと思う。

今日、メディアに頻繁に現れる人々と私の差は、
たまたまその時住んでいた場所が異なっていただけなのだ。
だだそれだけ。真反対の立場でも何ら不思議ではないという事実をしっかりと受け止めながら…。

イッセー尾形さんの最終公演に思うこと。

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大河を渡るには覚悟がいる

8月26日日曜日。ホテルを出て、駒場の日本民藝館に立ち寄ったあと15:00開演の「イッセー尾形のこれからの生活2012 in 真夏のクエスト」を観るために原宿へ向かった。いや、向かうはずだった。駒場の辺りには昼食をとるような場所があまりないことは、その近辺に詳しい方に事前にうかがっていたので、早めに原宿方面へ向かい昼食をとるはずだった。
が、原宿表参道、日曜日、お昼、夏休み終盤、24時間テレビ…、どうも足が進まない。
>日本民藝館から代々木上原駅まで歩くことにした。灼熱の猛暑の中とはいえ、落ち着いた文教地区の街並は静かで、個性豊かな住宅を眺めて歩くだけでも充実した時間だった。代々木上原駅到着。飲食店は見当たらない。井の頭通りを西へ。登り坂、先が見通せない。東京というところはやたら坂が多い。馴染みの看板を発見。ローソン。その先まで行く気力も体力もなかったので、そこで昼食を調達し日陰の植え込みの端に座って昼食。静かだ、足元に散らばる吸い殻を除けば概ね快適な環境。(途中、東京ジャーミィという施設が気になったが入る勇気がなかった。トルコ関連のモスクのようだが。)
明治神宮前駅到着。そこにあったのは予想どおりの光景。祭りだ。この大河の流れのような人々は、いったい何処へ向かって歩いているのだ。早々に代々木公園内へ退避。しばらく時間を潰したあと、再び呼吸を整えて流れの中へ息を止めて飛び込む。
>止めた息がこれ以上続かないので、開演1時間前、開場時間14:00にクエストへ。
>開演1時間前にも関わらずロビーは人でいっぱい。さらに有名芸能人から送られた花飾りが、決して広くはないその場所にひしめいている。最終公演ならではのことか、それとも通常の出来事なのか。名古屋公演では見られない光景だ。
イッセーさんの公演での楽しみのひとつに、観客鑑賞がある。お客が面白いのだ。名古屋公演でもそれなりに個性的な人が多く、その人となりを想像し、ストーリーを仕立てていくと面白い。今回はさすが本山クエスト公演、その客筋の面白さの厚みが違う。
私の右前5列ほど、通路を挟んだころに男2人、女1人の三人連れ。女性を挟んで両側に男性。左側の男性と中央の女性はカップルらしい。男性はサイド刈り上げ、後ろ長め、肌は黒く、ピアスにリング、頭の上にはスポーツグラス、7分丈のパンツにデッキシューズ、もちろん靴下はなし。胸元を必要以上に開けているけど悲しいかな肩幅が狭い上に、矢印なで肩。女性の背もたれに右腕を回して、しきりに右端の男性に話しかけている。首の上下動と左右の回転及び身振り手振りが激しい。女性は色白小顔でボリュームのあるポニーテール、耳たぶが可哀想になるくらい大きさのインカ帝国跡から出土したようなピアスが揺れている。こちらも頭の上にサングラス。このカップルを見ていると、どこからかケニーGのBGMが流れ背景にラッセンの絵が浮かんでくる。明らかにこのお二人はイッセーさんの公演の常連ではない。右端の男性が連れてきたのだろう。この人は場に馴染んでいる。代理店関係者とスポンサーの男性とそのお連れの女性といったところか…。(すべて想像にて失礼)
この三人だけでも物語ができそうだ。その他にもストールを巻いたオシャレなスキンヘッドの男性(?)とか、2座席を占拠しそうな巨漢男性とか、枚挙に暇がない。
一人芝居の演目の間に、彼は舞台袖で着替えをする。その様子を客に見せることも舞台の一部になってる。通常の公演では、だだ黙々と着替えをし、終了した演目の化粧を落とし、次の演目の化粧を施し、髪を整える。だが今回の一連の公演では、着替えが整った後にそのひとつ前、つまり出来上がった扮装のひとつ前の演目の解説を自ら舞台袖で行った。ひとつひとつを愛おしむように…。それらは地方公演で全国を回ったおりに出会った人々やそのシチュエーションについてだった。彼はそれを元ネタにして自分の演目に仕立てていくのだ。この試みは新鮮だった。観客はもちろん、ご本人にもそうだったようだ。最終公演という緊張がほぐれてよく眠れるようになったと語っておられた。
万来の拍手鳴り止まぬ中、公演は終了した。それはいつものように終了した。解説を付加する以外、決して特別な趣向などなく…。そこがまた彼らしいところなのかもしれない。最後にイッセーさんに一言、「お疲れさまでした。またお会いできる日を楽しみにしています。それと、イッセーさんの演目に登場する人たちに負けず劣らず、公演の観客は今回もネタ元の素養タップリでした。」

大名跡とビッグネーム。

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初めて名古屋御園座へ行った。

『桂文枝襲名披露公演』。
ご存知、前桂三枝さんの六代目桂文枝襲名披露公演。
周知の通りタレントとしての活動や創作落語を得意とする落語家「桂三枝」という名前は、すでに知らない人がいないくらい大きな名前だ。大名跡『文枝』と、ビッグネーム『三枝』。この橋渡しがどのように行われるのか大変興味があった。
ご本人は照れながら「やってることは、変わってないんですけどね。」と、その最重要ポイントは彼らしい言いまわしでサラリとかわされてしまった。
舞台袖に集まる客の視線を裏切って花道からピンスポで登場、他の噺家さんにはないキザで粋で独特な首の角度‥‥。それらを目の当たりにすると、空いてしまったビッグネーム「桂三枝」の方は誰も継げないんじゃないかな、とも思ってしまう。
その主役が登場する前の檜舞台は、差し詰め東西両海岸のジャズミュージシャンのセッションのようだった。客演と言ってよいのだろうか、関東の巨人ふたりと、それを迎え撃つ吉本100年の歴史を背負う上方勢。それぞれの演者のソロは凄まじく、前の奏者のフレーズを少し拾ってクイ気味に演奏に入る様は、まさしくジャムセッションそのものだ。特に関東の巨人ふたり。
立川志の輔さん。NHK「試してガッテン」でお馴染みの、文枝さんの向こうを張る創作落語の東の雄だ。「故立川談志の代理で参りました」と静かで謙虚な出だしから、絶妙な間と節まわしで瞬く間に観客を自分の世界に引き込んでいく。
かたや柳亭市馬さん。相撲呼びたしから相撲甚句、歌舞伎の台詞回しにいたるまで、よく通る美しい声。それに伴う色っぽい手の所作など、まさに保守本流。立川流重鎮と落語協会副会長。このふたりの絶妙なバランスだけでも面白い。
またその熱演はお祝いムードのかけらも無く、トリの文枝さんを喰う勢いだ。このあたりが芸事の厳しさと、相手に対するマナーなのだろう。
楽しかった。
どんなものでも本物はいつでも楽しく勉強になる。また、末広亭に行きたくなった。

自慢の美白。

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『ポリマーシーラント』。

新車で購入した時から、毎年欠かさず施工してもらっているコーティング。おかげで13年を経過した今でもかなりの美しさを維持できている。
写真白い方が『スーパークリーナー(シャンプー)』、青い方が『ポリアルファ(メンテナンスクリーナー)』。
白い方で洗って、乾かないうちに青い方で拭きあげれば、簡単に仕上がる。軽い汚れなら、もちろん水洗いだけでOKだ。
前の車(先代の白いスープラ)の時は、ありとあらゆる洗車方法を試した。
その頃は洗車やワックス掛けに割く時間がほとんど取れなかったため、最初に試したのが自動洗車機。これは明らかに失敗。
水アカが縞状に残ってしまった上に、硬いブラシによって新車の柔らかな塗装面は細かいキズがびっしり。洗車機を出てきた愛車はまるで、玉手箱を開けた浦島太郎のようだった。その後はそれに懲りて、スタンドで手洗い洗車とワックス掛けをお願いしていた。一回あたりにかかる費用が高く、洗車頻度が高くなるとかなり出費がかさむ。そんな涙ぐましい経験から、今の車には最初からこのコーティングを選んだ。
費用はそれなりにかかるが、一年に一回で済めばこちらの方が経済的で効果もはるかに高いといえる。オススメである。

文楽と外食産業。

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今日は友達と久々の飲み会だった。
店を決めていなかったため、ウロウロしている途中で見覚えのあるロゴをみつけた。十年以上前に仕事で関わったことのある店だ。当時流行りの落ち着いたネオジャパネクス調の鳥料理店だったと記憶している。>全く知らないところよりはいいだろうということで、入ってみることに。
入ってみてビックリ。カウンターの中にはロン毛茶髪のイケメン(?)がズラリ。調理そっちのけでカウンターの客と写真撮影などで大騒ぎ。ポンという景気のいい音と共に次々と開けられるシャンパン。その度に「シャンパン入りました~」と気勢をあげる彼ら。ここはホストクラブかと見まごうばかり。
お店の良し悪しのことを言っているのではない。これはこれで確かに需要はある。現にカウンターの若い男女は大喜びだ。
そこで思い出したのが、昨日ネットのニュースで読んだ橋下大阪市長の文楽批判。「ファン獲得のために演出を見直すべきだ。」。
>前出のお店は、ファン獲得の為の企業努力の結果こうなったはずだ。、文楽も努力して演出を変えるべきなのか?
それによって、いちばん大切なものを無くさなければいいが。「長い年月をかけて培ってきた伝統芸能の価値」と、「美味しい料理と、心地よい空間で客をもてなす心」。これらは一度失ってしまうと、取り戻すことが大変困難なことだけは容易に想像がつく。

「ecoマーク」乱立。

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我が愛車を定期点検と、毎年恒例のコーティングに出してきた。
帰りに借りた代車は新しくてカワイイ軽自動車。イマドキの軽自動車は侮れない。
私のクルマより広い、乗り降りしやすい、収納スペースが多い、燃費のよさは言わずもがな。
ただその新しさ故、謎が多い。渡されたキーに金属部分が無い。
ドアの開け方、キーのかけ方、エンジンのかけ方、その全てが分からない。
ベンチシートにコラムシフト。免許をとってからマニュアル車にしか乗ったことのない私は、
オートマチックというだけで苦手なのに、「D」レンジの下の「S」と「B」は何?
その上に時折出てくる「eco IDLE」と「eco」マークは何?
アイドリング中のエンジン停止、はたまた突然の始動。そのきっかけすら分からない。
この代車にはついていなかったが、当然カーナビの使い方もよく分からない。
こうなると、自分が本当に免許証を持っているのかどうか怪しくなってくる。
ちょっとづつ謎が解明され、使い方に慣れたころにはすでに駐車場。
やれやれと思いつつ、タワーバーキングに代車を入れると
今度は駐車場の警告灯が追い討ちをかける、「車高注意」「後退せよ」。
このコンパクトな軽自動車は車高がやや高い。
ターンテーブルのついたタワーパーキングをバックで出たのは初めてだ。
謎の軽自動車との顛末には、慌ててディーラーさんへ駈け戻るというオチが待っていた。

イッセーさん、一人芝居最終公演。

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「とったどー!」

イッセー尾形さんの一人芝居最終公演、原宿クエストホール。「チケットとれたっ」と思ったとたんに、桃井かおりサンとの二人芝居と一人芝居共々追加公演決定のお便りが…。だよね、やっぱり…。
しかも私が観に行く予定の公演日の前に入っている。大丈夫だろうか? 還暦を迎えたことを理由に、一人芝居を暫く休演されるイッセーさん。くれぐれもご自愛された上で、最終日の完全燃焼を期待しています。ちなみに、写真にある名キャラクター「アトムおじさん」は、生で観たことがない。もちろん、最終公演には姿を現してくれるだろうと期待している。

離夢人とは。

ブログ”離夢人”はじめた。ブログ”最上階の角部屋”に続いて2本目。

こちらではクルマに関することを書こうかと思う。が、私の車は新車から乗っている平成11年製のトヨタスープラ。シガーライターをUSBコネクタに替えた以外は、ほぼカタログモデルだ。
クルマをいじるネタもなく、速く走るネタもなく、ブログのテーマにするには何とも心許ない。

クルマはオリジナルのままがいちばん美しい、と信じている。元来百戦錬磨のプロの作り手のセンスに、素人がかなうはずがない。街を走るドレスアップカーという類のものを見れば、答えは明らかだ。
特殊な例を除いて、欧米の映画などに登場する日本車が、日本で走っているものと同じなのかと疑問に思うことがしばしばある。それらは素っ気ないほどシンプルで、色味の関係もあって見事に風景に溶け込み美しい。余計な手が加えられていない故の結果だろう。

『離夢人』とは、私が高校生の頃乗っていた自転車につけた名前。ブリヂストン製で輪行仕様のランドナーというタイプのものだった。今時はあまり流行らない小旅行用だ。
アルファベットのシールをフレームに並べて貼っていた。スペルはLimousineではなくRimjin。そこはリムジンではなく、あくまで離夢人だったのだ。

ほら、クルマの話を書くといっておきながら自転車の話になっている。もうすでにブログの住み分けが怪しくなりはじめている。大丈夫か?私。

【2015年1月23日追記】
ブログ『離夢人』はブログ『最上階の角部屋』のカテゴリー「car(リムジン)」として併合しました。

レーザーディスクでの最後の映画。

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「まだ動いた」正直な感想だ。

観てみたのは、映画『インデペンデンス・デイ』。レーザーディスクで買った最後の映画だ。
媒体自体は内容に比して、豪華2枚組でずっしりと重い。3面に渡る長編映画だ。
ハードの方も、長い間電源すら入れていなかったにもかかわらず何の問題もなく再生してくれる。最近のものと違い、駆動部等のしっかりとした造りや安定感のある動きには新鮮さすら感じる。
それに引き換えその画質たるや‥。当たり前だがこの部分だけはいかんともし難い。

この連休に敢行した断捨離で、残っていたアナログレコードを全て処分する。
これらは、以前アナログレコードを出張買取してもらった際に引き取りを拒否された数十枚だ。
レーザーディスクは、DVD・BDで買い替えたもののみ処分しようと思う。
この映画『インデペンデンス・デイ』は、期待が大きすぎたせいか、
その外した度も並外れていたので、買い替えすることなく処分しようと思う。