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“あの”バスが出てきそうな“せせらぎ街道”の脇道。

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昨年と同じ時期に行ってみた。

何度かこの紅葉の季節に訪れているが、
これほどの人出は初めてかもしれない。
いくつかある道の駅の駐車場はほぼ全て満車。
お気に入りの西ウレ峠付近の「こもれび広場」も
隅々まで車がびっしりで停められなかった。

やや気落ちしながらウロウロしていたら、
その西ウレ峠のあたりに旧道らしき場所を発見。
カーブミラーがそのまま放置され、
落ち葉で覆い尽くされたアスファルトは
ところどころ崩れ、朽木が野放図に転がっている。

せせらぎ街道の脇にはこんな不思議場所が所々にある。
まさに“ねこバス”が目の前に現れそうな場所だ。

来年はもう少し早い時期に来ようと思う。

霜に覆われた、せせらぎ街道。

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予定よりも少し早く出られたせいで、
せせらぎ街道に入った頃はまだ午前8時ちょっとすぎ、
特に冷え込んだ日曜日の朝、街道の両側は真っ白な霜で覆われていた。
 
本来の目的である紅葉よりも、そちらの美しさの方に目を奪われてしまった。
朝の光が届いた場所から順に儚く姿を消していく白いスクリーン。
慌てて車から降り写真を撮るも、変化が速く追いつけない。
 
気温の低さも手伝ってか、澄んだ空気が心地よい緊張感を生む。
 
さらに足を伸ばして、棚田が美しい“種蔵”へ。
友人に教えられて訪れたのは3年ほど前だっただろうか。
その時から比べえると宿泊施設もできていて、
里山を保存する動きがさらに活性化されているようだ。
 
前回はたどり着けなかった棚田の頂上まで上がってみた。
「しんどい‥、滑る‥。」この坂を農具や収穫物を持って
毎日何度も上り下りするのだろうか。
種蔵の語源と、棚田を作った事情と困難さが紹介されているが、
人力で日々運用するのはなおのこと大変だろう。
 
その棚田に水を供給する貯水池に浮かんだタライの中で
整列する呑気な表情のアヒル君たちが、その苦労をしばし忘れさせてくれた。
それにしても何に使われるのだろうか、聞いてくるべきだった。
 
古川の街に戻り本日の宿泊地へ。
「寒いですねぇ〜、道が凍ってしまわないかと心配でした(笑)」
「そうですねぇ、2℃でしたから今朝なんかはクルマのガラスが凍みてました。
明日の朝、道路は大丈夫だと思いますけど、
またガラスは凍みるかもしれませんねぇ。」
 
“凍みる”、日常会話ではあまり馴染みのない言葉だ。
そういえば高野豆腐のことを「凍み豆腐」と呼ぶなぁ。
名古屋だと「窓ガラスが凍る」って言うかなぁ〜。
と、ぼんやりと思う飛騨古川からさらに奥へ入った宿でした。